■「自然と環境を守る全国交流会」参加団体


みどり・山梨










■団体の履歴と方針

 2004年夏の参議院選挙に際して、中村敦夫さんが率いる「みどりの会議」を応援するため、「みどりの会議・伸ばそう山梨」として発足した。以後、「みどり・山梨」と名称を変更、当初は政治団体だったがいまは市民団体として活動している。
 活動の理念・目標は「経済優先社会から命優先社会への転換」で、軸としては環境、平和、住民自治などを目指している。そしてその実現のためには、市民運動の他に、選挙にも積極的に参加し、自治体議員や首長を誕生させることにも努力している。


■主なとりくみ

  • 2008年秋、それまで敗戦続きの選挙戦で、ようやく山梨県笛吹市議会議員選挙でメンバーの野沢今朝幸さんが当選、一矢報いたが、市議になった後の野沢さんの活躍ぶりは他の議員の追随を許さず、現在不要公共事業の「多目的アリーナ」建設計画に対し、市民とともに建設反対の運動をすすめている。

  • 一方、この間の「みどり・山梨」の中心的活動は、リニア中央新幹線計画の反対運動で、メンバーの多くが、「リニア・市民ネット」の活動に参加している。そもそも「リニア・市民ネット」の発足時の中心メンバーが、本会の主力メンバーであり、とくにリニアを山梨実験線という身近な存在として捉えていたことから、リニアがJR東海の単独事業として動き始めた時から、いっそう関心が高まったのである。
     以後、各地の学習会やシンポジウムへの協賛、参加をはじめとして、山梨県への要望なども行って、リニアの問題点を明らかにしてきた。

  • またリニアのエネルギー問題とも絡んで、原発にも関心が深く、とくに3.11以後は、東京電力山梨支店への要望や山梨県議会、甲府市議会への請願、また6.11デモの呼びかけなど、積極的に活動を広げている。

  • 一方、山梨県北杜市の明野産廃処分場問題をめぐり、同処分場から汚水漏れが検知されたため同処分場の反対運動を側面支援する形で連携をとりながら、協力している。現在、行政不服審査請求に至っている。
(2011年9月)







都留市朝日曽雌のリニア実験線車両基地裏の涸れた沢



リニア実験線延伸工事が行われているが、その1つ、上黒駒トンネル
掘削現場。トンネル工事による水枯れが懸念される。笛吹市御坂町
竹居地区では集落の水源として利用する沢の水枯れが報道された。



大鹿村の崩落地。南アルプスはいくつもの構造線が横切り、地盤が脆い。('09.8.1)



中央構造線博物館での学習会



相模原でシンポジウム「どうする原発? どうするリニア?」('11.7.18)



脱原発100万人アクション='11.6.11、甲府市






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